Issue 023 酒井はな 島地保武
暗闇の世界のひらきかた
Interview & Text: Yuko Okubo
日本におけるダンス(芸能)の起源は 『天岩戸神話(古事記、日本書紀)』に登場する“天鈿女命(アメノウズメノミコト)様の舞”とされ、能や歌舞伎が生まれる遥か昔、神々によって天と地が開かれ、徐々に日本の国土が形作られようとした時代に遡る。
戦争、パンデミック、地球温暖化、災害など、多くの困難に見舞われる現代に、古きものの中から未来へ繋ぐアイディアを探そうとする今、身体に向き合い、取り巻く空間に鋭く反応するダンサーの感覚を手がかりに、かつての日本の自然環境から生まれる独特な感性に触れ、これからの多様な社会を乗り越えるヒントを探してみたい。
〜天岩戸神話〜
太陽神、天照大御神(アマテラスオオミカミ)様が弟である須佐之男命(スサノヲノミコト)様の度重なる暴挙に怒り、天岩戸(アマノイワト)といわれる洞窟にお隠れになってしまい、
世界は暗闇に包まれた。
困った神々たちが、あの手この手で天照大御神様を連れ出そうと宴を計画する。
天鈿女命(アメノウズメノミコト)様が大きな桶を踏み鳴らし、舞う姿をみて神々が笑い、その振動で世界が大きく揺れた。
天照大御神様が楽しげなその様子を見ようと岩戸の扉を少し開いたところで思兼神(オモイカネノカミ)様が手を引き、手力男命(タヂカラヲノミコト) 様が岩戸の扉を開け放つ。
布刀玉命(フトダマノミコト)様が天岩戸にしめ縄を張り、2度とお隠れになる事のないように岩戸を封じた。
暗い岩の隙間から太陽の光が差し、
神々の顔が白く照らされ喜びに輝いたその様は
“面白し(おもしろし)”という、
芸術に触れた時に感じる心の動きを表す表現の語源になっている。
難局を乗り越える“祈り”のはじまり
神話の舞台となる天岩戸神社(宮崎県高千穂町)は、 “天照大御神” 様と“天岩戸”を御神体として御祀りする日本有数のパワースポットとされ、全国から多くの人々が参拝に訪れる聖地である。また“芸能発祥の地”として芸能に携わる関係者からも人気を集めている。
「神話の継承とコロナ禍で世界的に停滞した情勢を打開して世の中が明るくなりますように」という宮司の思いにより、『天岩戸注連縄(しめ縄)張神事』のお祭りが2020年に新しく立ち上がり、バレリーナの酒井はなと、コンテンポラリーダンサーの島地保武による奉納演舞が、コロナ禍のピークに配慮して、翌年12月にはじめて行われた。
酒井は、新国立劇場バレエ団初代プリンシパルを経て、他ジャンルとの実験的な共同作業も積極的に展開、また島地はフォーサイスカンパニーで活躍後も世界から振り付け作品のオファーが絶えない、共に日本のダンスシーンを牽引するダンサーである。彼らは2人のダンスユニットであるaltneu(アルトノイ)をはじめ、多くの作品で共演するダンスのパートナーであり、また人生のパートナーでもある。
今回、日本最古の踊り子であり芸能の神、天鈿女命(アメノウズメノミコト)様を酒井が、神々が天から降りていく道行を案内したとされる道開きの神、猿田毗古神(サルタビコノカミ)様を島地が、また国を生み、多くの神を生み出された伊邪那岐命(イザナギノミコト)様、伊邪那美命(イザナミノミコト)様、2組の夫婦神を演じるというアイディアからスタートした。
島地保武
土地から物語が生まれる
古代日本では“生物”と、“非生物”(石や水など)を分ける事なく、森羅万象あらゆるものに神の発現があると信じられていた。美しい自然は恵みをもたらす一方、地震や火山噴火など災害を起こす厳しい一面も持ち合わせている。古事記における日本神話の中で、それらの自然現象を神々の振る舞いに置き換え描かれたのではないか、とみられている。
二人は現地リサーチのため、自然豊かな高千穂の名所を巡った。その一つ、“高千穂峡”は約12万年前と約9万年前に阿蘇火山活動の噴出した火跡流が、川に沿って帯状に流れ出し、急激に冷やされたために柱状の素晴らしい懸崖となった峡谷である。島地自らボートを漕ぎ、約80mの奇想天外な形状の断崖や、迫力満点な約17mの落差がある“真名井の滝”などを見上げながら、この土地が物語る八百萬の神々の声に耳を傾けた。
島地 「物語が生まれる土地というものを深く感じました。なぜここから物語が生まれてきたのか。その答えは地形や音の聞こえ方など場所の条件にあるのではないでしょうか」
島地 「例えば曲線だらけの場所ではどのような動きになるだろうか。スタジオのような平面ではない、荒地で振り付けしたらどうなるか。平面的な空間での曲線の動き、曲線だらけの空間ではかえって直線に動きたくなるのでは、と考えたりします。初めて“直線“ができたのは、星座を作ったときに星の点と点で結んで、動物の形にしてストーリーが生まれたときかもしれませんね」
神話の土地の座標空間において、身体的直覚を手がかりに振り付けは構成されていった。
「私」はうつろう“まぼろしの存在”
本番前日のあるひととき。
天岩戸神社から程近い場所に、天鈿女命様と猿田毗古神様が結婚して住まわれたとされる“荒立神社”がある。芸能と縁結びのご利益があると言われていて、その名の通り、切り出したばかりの荒木でできた社殿は小さく飾り気はないが、趣のある優しい空気が漂っている。
本番を明日に控え、酒井と島地がその夫婦神のもとへ訪れていたところに遭遇した。
神社の脇は小さな森のようになっていて、参拝後、2人はその場で遊ぶように、思い思いに時間を過ごしはじめた。
島地が不思議な形の枝木を頭の上に乗せ、落とさないようにバランスをとりながら慎重に向こうから歩いてくる。その傍らでは酒井が小枝を片手にああでもない、こうでもないと女神の姿をイメージしながら腕のフォルムをしっくりとくるまで探している。居合わせた子供がそれを真似したり、落ち葉や枯れ枝を組み合わせてさまざまな動物の形を作ってみている。振り向けば、大きな切り株の上にゴロンと寝転び、木漏れ日を浴びている島地がいる。メディテーションとクリエイティブが交差する豊かな時間は、ありのままの人間の姿を見せてくれたようだった。森の懐の深さに感謝しながら、真の遊びである“芸術”の生まれる瞬間に出会った。
また人間はミクロなパーツが寄り集まった一つの生命とみるとき、同じくミクロのパーツで構成される植物や動物を生きるために摂取し、排出することでパーツを一部交換しながら生命を維持している。昨日の私と明日の私は異なるパーツで構成される別人で、“私”とは刻々と変わり続ける霧のような移りゆく集合体に過ぎない。入れ替わるために排出されるパーツは、また別の集合体に受け渡され、循環している。循環を回している一つ一つの力が儚い“生命現象”であり、気の遠くなるような永遠の広がりを持って刻々とつながり合う。“私”は長い時を経て、いつか“あなた”になるかもしれない、まぼろしの存在なのである。
森に遊ぶその光景は時空を超え、頭上に大きな荷物を抱えた昆虫、さまざまな木々のフォルム、光を浴び、エネルギーを蓄えている植物のように見えてくる。
遥か昔に置き忘れてきた感覚が開かれ、ここにはただ“自然”の中に人間も“自然”として存在するだけであった。
偶然目撃した無作為の森の中に、科学、宗教、芸術、人間本来のあるべき姿、多くの大切なものが絡み合うように存在していた。
やさしい光に包まれ、取り戻すべき大切な何かを思い出させるようなしみじみとした感動を覚えた。
人間は自然に帰ることで浄められる
お祭りの準備を進める中で印象的だったものの中に“禊(みそぎ)”がある。
神前に向かう前に自らの穢れ(けがれ)を祓うために水浴する。
神社の裏手には清らかな岩戸川が流れており、川の上流地まで岩場を進み、本番前に宮司とともにスタッフ、関係者数人が参加した。
入水前に祝詞をあげ、魂を振り動かす動作、神話で船を漕いだ姿をイメージした動作、気合を入れるため大きな声を発する、印を結ぶ、神話に登場する草薙剣で空中を切るような動作、等を行う。その後、冷たい水に肩まで浸かり祝詞をあげる。水から上がると、入水前の一連の動作を再び繰り返す。
合理性から程遠いその無欲の行為は、“祈り”そのものだった。大いなるものに対して見返りを求めない清らかな姿と、真冬のどこまでも澄んだ水の清らかさが重なって、見ているだけで自然と涙が出るような、尊いものだった。
日本人の祖先は「人間は汚れてしまう存在で、その汚れは自然にかえっていく中で浄化される」という感覚を共通して持っていた。
自然の中で暮らし、自然を敬い、決して逆らうことなく生きてきた日本の精神性は、その自然観と密接に繋がっていた。しかし、近代化の後、たくさんのものが違和感のもと整備され、心の中の大切なものも多く失われてしまった。
森の暗闇の怖さで感じる“畏怖の念”、また朝日がさしてきてそれを「ありがたい」と思える素朴な“感謝の気持ち”。
本番前日の島地の怪我により、酒井が急遽一人で踊りのパートを担うかたちとなり、これから末長く続いていくお祭りの幕開きに向け、現場の緊張感が更に高まった。
いよいよお祭りの当日、天照大御神様がお祀りされている拝殿前には、舞のために特別に作られた宇気槽(うけふね)と言われる大きな桶を逆さまにしたものが置かれ、その上には今年新たに締められるしめ縄が鎮座している。舞のクライマックスには伝説に倣い、桶の底の部分に乗って踊るかたちをとる。直径1.5メートルほどの杉の美しいお立ち台をみて、「日本最古のステージですね」と島地が呟く。
天鈿女命様が手に持って舞ったとされる枝は、神社の御神木である“招霊(オガタマ)の木”である。宮司自らが採取し、準備された。これは後に神楽で使用される、神楽鈴の原型といわれている。酒井は長い髪を和風に束ね、南天の赤い実を黒髪にあしらった。
足元は白い地下足袋、衣装はステンレスを糸状にしたシルバーの生地でゆるやかに身体を包み、ライトを浴びると神々しく光を放つ。
酒井はな
「今まで踊ってきたのは、『天岩戸注連縄張神事』の為だったのかもしれません」
太陽の力が一年で最も弱まる冬至(日照時間が最も短い)の本祭前日に、梶原徹也氏(ドラム)、阿部一成氏(篠笛、太鼓)とともに奉納演舞がおこなわれた。
はじまる直前、出演者全員揃って宮司に祝詞をあげていただき、心身を清らかに整える。気温は3度くらいであっただろうか。全身タイツの上に一枚布を纏った姿で、身を切るような寒さの中、拝殿前の野外スペースでついにパフォーマンスがスタートした。
冒頭、宇宙の始まりであるビッグバンのエネルギー、また天と地が創造される様がドラムと太鼓の音によってパワフルに表現された。静寂の後、繊細な篠笛の音とともに酒井が登場する。ゆったりとした身体の運びからは、大いなる生命の源であり、全てを抱き包み込む母なる宇宙を感じさせた。動作に連動して、手足に施された小鈴がその場の空気を細かく揺り動かし、観るものの五感に訴えかけてくる。
続いて、ドラムにより東西南北上下中、全方向への世界の広がりが表現される。たった今できたばかりの大地から生命が生まれ出てくる準備のように、酒井が地面に大の字に倒れ込んだ。バレリーナの酒井しか知らない観客には驚きの光景だったであろう。全身で役に身を捧げる姿は神々しく、また清々しい潔さがあった。
やがて会場中央に宇気槽が運び込まれ、招霊の木を手に激しく踏み鳴らされるステップと鈴の音が勢いを増す。観客の子供たちもその場に飛び入り、思い思いの動きで踊り出す。ドラムと太鼓の勢いと共に動きもピークに達し、最後にはどこか艶やかな“笑顔”の奥に、いつもの彼女からは見たことのない別の顔が見え、不思議な気持ちがした。そこにいた誰もが本物の天鈿女命様はこのようなお姿だったのではないかと思ってしまうほど、酒井にぴったりのお役目であった。
記念すべき第一回の奉納演舞は、出演者全員の渾身の熱演により、エネルギッシュに幕を閉じた。島地も演出家としてギリギリまで調整にあたり、清々しい達成感に包まれながら観客からは盛大な拍手が送られた。
酒井はな
“私”を消し、役柄の“器”となる
身体そのものを芸術表現とするダンサーは、現代の私たちが無意識に閉じてしまっている人間としての身体感覚を気付かせてくれる。
あらためて舞を振り返り、酒井が語った。
酒井 「『ここに居させていただく』という事を一番にしていた感じがします。こうやって踊ろう、というのではなく、ここにいる事を許していただけるように、という気持ちで舞いました。素敵に踊れますように、とかこういう祈りを捧げます、というような感じは一切ありませんでした」
酒井 「そうすると、“オーケー”って言ってもらえたような気が勝手にして。しっかり空気を吸わせてもらって、大丈夫かな、いいかな、っていう感じで居させていただきました。自分の意思はまるでなく“いる”という事だけでした」
酒井は以前より“自分の身体はその時踊る役柄の器となっている”と語っている。
酒井 「自分の身体を使うのでどうしても自分が出てしまうのですが、新国立劇場でプリンシパルとして踊っていた20代後半頃から、徐々にこのような事は始まっていた感じがします。奉納演舞ではいつにも増して、さらに己を消していたと思います」
劇場のステージでも、お祭りの神前でも、酒井は日々の鍛錬を経た先に、“私”という自我を消し、自らを空(から)の器として構える。まさに“巫女(シャーマン)”の姿であった。
澄みきった透明の心身と役柄が無意識の領域で境目なく融合したとき、心の奥深くから無垢な光がオーラとなって放たれる。森羅万象あらゆるものに神仏が宿るという感覚、人間も等しく神仏の種を宿している。
役柄に向かい合うとき、征服するのではなく、されるのでもなく、融合する。かつての自然に対するあり方が“日本の踊る心”につながるのではないだろうか。
アメノウズメノミコト様はまさに巫女の始まりと考えられている。時を超えて現代を生きるバレリーナが“日本の踊りの起源”と一体となる貴重な機会であった。
島地保武 酒井はな
時代を読み取るシャーマンの役割
真の優れたアーティストは、時代に必要な事象を感覚的に察知し、表現するシャーマンといえよう。
島地 「スピリチュアル的な意味ではない、純粋に“観察力”という意味でのシャーマンの姿、場が語ることをそのまま読み取る能力を身につける、2021年はその準備の年だったように思います。よく見せたいという欲望はどうしてもありますが。やっぱり“技術”が必要だなと思いました。ただ、無欲という事ではなくて、弓を射る時、的に集中するように、技術に集中すれば自然と余計な事はなくなるように思います」
酒井 「ミュージシャンでもダンサーでもパフォーマーは長く表現活動をしていく中で、自分を中継地点として何かを降ろし、観客にエネルギーをお渡しするシャーマン的な役割に視野が向いていくものなのかな、と思います」
今回は出演が叶わなかった島地に、次回の奉納舞に向けての思いを聞いてみた。
島地 「準備が必要だと思いました。試される場所。天岩戸は近づくことが禁じられているだけあって、自然からは厳しさも感じました。音の振動がとても強いので、それをストレートに受けすぎるとヤられてしまう。音からの影響も使いつつ、冷静に身体に通して肉体的躍動とか筋力ではないところで表現できたら良いのではないかと思いました。もっと身体を無くして、何もしないくらいでいいかもしれません」
島地 「今後内容が毎回変わっていくかもしれない。どうやって継承していくかということも考えていくことになります」
千年後のお祭りの姿はどうなっているだろうか。
世界がどのようになっていてもそこで踊られるダンスは、人々の笑顔を誘い、素朴で素直な人間の姿をうつす天鈿女命様と神々たちの姿であって欲しい。
島地 酒井 「肉体は消滅しても、祈りは伝わり続けます。それは踊りと通ずると感じています」
天照大御神様を天岩戸から引き出すために神々が行ったのは、それぞれの知恵とスキルを持ち寄り、皆で祈り、笑うことだった。
混迷の時代を生きる私達。より良い未来のために心を一つに行動する時、“出口の見えない暗闇”は開かれる、と『天岩戸神話』は現代の私達に教えてくれる。
Interviewer & Writer: 大久保裕子
Photographer : 井上ユミコ
Special Thanks : 天岩戸神社
『天岩戸注連縄張神事』
“天岩戸”は御神域とされ、人が近付くことは許されない禁足地である。高さ120mの断崖絶壁の中腹にあるため、古事記の神話のようにしめ縄を締めることが今まで困難であったが、第24代となる佐藤永周宮司の思い、またそれを支える世界的な登山家の竹内洋岳氏、山岳ガイドの天野和明氏らの高い技術によって、神社創建以来、2020年12月、ついにしめ縄張りが実現できる事となった。しめ縄の張り替えの間に、天照大御神様が再びお隠れにならないように、舞をはじめとする、さまざまな奉納がおこなわれる。今まで不可能とされてきた“しめ縄張り”は、不思議な偶然が幾重にも重なり、人々の思いとそれを超えた何かに導かれて、この先千年と継承されていく。
奉納演舞
演出・振付:島地保武
舞:酒井はな
ドラム演奏:梶原徹也
篠笛・太鼓演奏:阿部一成
注連縄後取:竹内洋岳、天野和明
口上:廣田勇介
衣装:萩野緑
ヘアデザイン協力:赤松絵利
宇気槽製作:坂田玲史
ボディーコンディショニング:荒和尚、荒クリスティーネ
ドラマトゥルク:大久保裕子
12月22日(木) @天岩戸神社(宮崎県)
酒井はな/Hana Sakai
クラシックバレエを畑佐俊明に師事。
橘バレエ学校、牧阿佐美バレヱ団に入団し、14歳でキューピット役に抜擢、18歳で主役デビュー。
97年新国立劇場バレエ団設立と同時に移籍、主役を務める。
コンテンポラリーダンス作品やミュージカルにも出演し、枠を超えて活躍する。
13年ユニットAltneu〈アルトノイ〉として、島地保武との共同創作を本格的に開始。
芸術選奨文部科学大臣賞、橘秋子賞特別賞受賞、舞踊芸術賞など受賞歴多数。
2017年紫綬褒章受賞。
島地保武/Yasutake Shimaji
2004~06年Noism(新潟市)、2006~15年ザ・フォーサイスカンパニー(フランクフルト)に所属。
13年に酒井はなとのユニットAltneuを結成、「NHKバレエの饗宴」に出演。
資生堂第七次椿会メンバーに選出され、パフォーマンスに加えインスタレーション作品を発表。愛知県芸術劇場製作で環ROYと共作共演の『ありか』で国内外をツアー、フランス国立シャイヨー劇場のレジデンスプログラムに日本人として初めて選ばれ『Oto no e』を創作。舞踊を軸に多岐に渡り活動している。
大久保裕子/Yuko Okubo
幼少期、チベット密教僧による仮面舞に衝撃を受ける。8歳でトーテムポールと精霊をモチーフとしたダンス作品を発表。橘バレエ学校、牧阿佐美バレエ団を経て、コンテンポラリーダンス作品で国内外のダンスフェスティバルに多数出演。
パフォーマンスグループKATHY結成、主にアートフィールドで活動。LISTE(Art Basel スイス)にスペシャルゲストとして招聘、HAYWARD GALLERY(ロンドン)「1960sから現在までのart &dance」に選出。スイスの世界最大時計フェア内「CITIZEN 100周年記念イベント」にてスーパーマイスター(技師)によるアートワークとダンスパフォーマンスを演出。
羽黒山伏と芸能のはじまりについてのプロジェクトを2015年から継続。
<公演情報>
酒井はな
「パフォーミングアーツ・セレクション」ツアー
『瀕死の白鳥』/『瀕死の白鳥 その死の真相』出演
11月27日(日)14:00開演 @熊本県立劇場 演劇ホール
12月11日(日)14:00開演 @山口情報芸術センター スタジオA
『天岩戸注連縄張神事』
12月22日(木) @天岩戸神社(宮崎県)
「The Symphony Hall カウントダウンコンサート&ニューイヤーコンサート」
『ボレロ』出演
2022年12月31日(土)22:00開演 @ザ・シンフォニーホール
『星の王子さま -サン=テグジュペリからの手紙-』全国ツアー
2023年1月21日(土)〜29日(日) @KAAT神奈川芸術劇場 〈ホール〉
2023年2月4日(土)5日(日) @滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホール
2023年2月8日(水)@JMSアステールプラザ 大ホール
2023年2月12日(日) @熊本県立劇場 演劇ホール
島地保武
「笠井叡新作『櫻の樹の下には』カルミナ・ブラーナを踊る 」
11月23日(水)24日(木)25日(金) 19:30開演
11月26日(土)27日(日)15:00開演
@吉祥寺シアター
「パフォーミングアーツ・セレクションin Yamaguchi」
『Study #3』よりデュオ 出演
12月11日(日)14:00開演 @山口情報芸術センター スタジオA
『天岩戸注連縄張神事』
12月22日(木) @天岩戸神社(宮崎県)
『星の王子さま -サン=テグジュペリからの手紙-』全国ツアー
2023年1月21日(土)〜29日(日) @KAAT神奈川芸術劇場 〈ホール〉
2023年2月4日(土)5日(日) @滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 中ホール
2023年2月8日(水)@JMSアステールプラザ 大ホール
2023年2月12日(日) @熊本県立劇場 演劇ホール